下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

読書

コーヒーの鬼がいく/黒部の山人

図書館で何気なく手に取った本が、どちらも強烈な凄い本でした。 こういう出会いが、図書館や本屋の楽しみでしょうか・ 自家焙煎コーヒーを日本に広めた吉祥寺「モカ」の標交紀の生涯を描いた一冊。 コーヒーの入れ方には色々と思いがあったのですが、焙煎で…

最近読んだ本

合気道が得意な物理の先生が書いた本。宇宙はつながっている! なんとなく、特殊相対性理論が見えました。相対性原理なるものがあることを知りました。久しぶりに自由落下の速度の計算をしてみたくなりました。 左の新聞のセンセーショナルな見出しに引かれ…

最近読んだ本

自動運転から、図書館で見つけたこれらの本に行き着きました。 FREEを可能になった大きな要因として、ムーアの法則でトランジスタ集積度を限りなく増やした半導体と、ネットの通信容量を格段に増やした光通信の発達とにより、ビット単価を限りなくゼロに近づ…

google vs トヨタ

図書館が大網白里市図書館から借りてくれました。 慶応大学出の証券アナリストの方が書いた本です。

自動運転

自動車しか残されていない日本の経済に、大転換が起こることに気付きました。パワートレーンが水素になるかどうかなんて、ぜんぜん問題になりません。webに氾濫している自動車評論が、20世紀の遺産に見えてきました。トヨタが気付いていないはずはないのだが…

最強のふたり/フィッシュオン

長年の勤務にお祝い休暇を頂いています。(退職時の日常を擬似体験するための休暇か?) 佐治敬三/開高健シリーズの続き。 いずれも図書館で借りました。「最強のふたり」は去年の7月発行ですが、リクエストして今まで待たされました。

つくられた縄文時代

インパクトのあるタイトルを新聞の広告で発見。図書館にリクエストした結果、購入してくれました。 著者は筑波大学の考古学が専門の先生。 縄文時代と言う「時代区分」は戦後にできた日本独特の物で、世界的な考古学の区分としては新石器時代にしか区分され…

司馬遼太郎が描かなかった幕末

市の図書館へリクエストしたら、県図書館から借りてくれました。 山口県の歴史博物館の人で高杉晋作を研究している歴史学者として、売れっ子歴史小説家・司馬遼太郎の作品の問題点を淡々と説明した本。

最近読んだ本

左の「やってみなはれ みてくんなはれ」は元サントリー広報部の開高健と山口瞳とで書いた、サントリー史。マイブーム中の鳥居信治郎/佐治敬三もの。年末もNHK「マッサン」総集編が更にマイブームを加速中。マイブームの元は、開高健が元サントリーの社員だ…

最近読んだ本

読書をアップしていませんでしたが、最近読んだ本。 歴史系 明治以降の近代史は見直しが必要だと実感。歴史は勝った人達の都合の良いように作られたものであることがわかります。証拠が残されていないことを、証拠を洗い出して検証するのが歴史の面白さでも…

今週読み終わった本

1冊目、ある方からご指南を頂いた本。 稚拙なブログでお恥ずかしい限りで、申し訳ありません。日々研鑽します。 半年ぐらい前に図書館にリクエストして、昨日漸く順番が回ってきました。 投資の本質が見えてきます。残念ならが、投資する資金は持ち合わせて…

自転車の教科書2冊

最近読んだ2冊。 もともと「体の使い方編」を新聞の広告で知ったのがきっかけで、希望図書を出したら、すんなり買ってくれました。白い方は既に図書館にあって、立て続けにこの2冊を借りることになりました。 息子にマウンテンを譲ったので、昔のロードを引…

縄文時代

最近のマイブーム、縄文時代。

みんなの科学名著シリーズ

図書館でたまたま見つけた「海流の話」に引っ掛かって、宇田道隆博士の「海と魚」も県立図書館から取り寄せて貰って、読むことが出来ました。 内容は古いですが、昭和初期の人の燃えるような研究の熱意が伝わってくる名著です。どちらも1983年に復刻して絶版…

縄文時代考

GW中に図書館の本で縄文を考察。

おはなし千葉の歴史

蝦夷・縄文・房総が最近のキーワードです。 縄文遺跡が点在する房総半島から、江戸の利根東遷、戦中戦後と軍事利用、成田闘争とディズニーランドまで幅広く千葉県の歴史を学べます。挿絵もあって、中高校生でも読みやすいです。 著作が学校の先生方なので、…

ある意味で人間は感性や勘が全て、です

こんなタイトルに引かれて買って読んでみました。 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140219/335060/ 感性や直感がなければ、情熱につながらないし、米仕事と花仕事(地域への貢献)と両方持つことが大切なことが書かれています。転勤が多くて…

いい歯医者さんがなかなかいない!

谷口 清さんは去年亡くなられたようですが、甥っ子が跡を継いで東京駅で開業しているようです。 この著者については書き方がイマイチなので、「科学的根拠が無い」と歯科医学会では批判されているようですが、言ってることは正しいような気がします。何処の…

日本人の5%

「下戸の肴荒らし」なんてことわざがあるのを知りました。大食いの人が多いと言うのは同感です。ヘビースモーカや甘党の傾向もあるようです。 英雄=酒豪と言うイメージが強いのですが、意外な人が飲めないことが分かります。織田信長は有名ですが、西郷隆盛…

リズミカルな地球の変動

かなり難しかったですが、ミランコビッチサイクルを中心に地球の様々なリズムについて説明されています。 もう既に絶版で、このシリーズは中古で全巻そろえました。 コンピュータのない時代にミランコビッチは、この周期を不眠不休で3年かけて手で計算したと…

日本の都市はうみからつくられた

最近読んだ本。 上田先生が世界中の建築を研究した結果、日本の歴史を俯瞰することに至っていることが面白いです。 縄文の本は資料の写真が多くて面白いです。岡本太郎の「芸術は爆発だ!」は縄文土器をみていて発した言葉だったそうです。縄文中期の火焔土…

最近読んだ本

上田篤先生の本2冊。 直感と論理と両方必要だと言う話が心に残りました。縄文文化が世界に誇れる歴史遺産であることが、良く理解できます。呪術の方は、 Amazonの書評にもあるとおりの、推測の域を出ない議論のところかもしれませんが、上田先生の専門の建築…

ソニーのふり見て、我がふり直せ

我孫子図書館が借りてくれました。元ソニー宣伝担当役員が語るソニーのブランド論。 私は小6までソニーはUSの会社だと思っていました。

家の本

出張の移動時間を利用して家の本を2冊読みました。 左は中学三年生の時の三省堂の国語の教科書で読んだ記憶がある、「縁」と言う題の文章の人と思われる人の本。初版1976年で、日本の建築の優秀さを早くから見つめ直していたと言う点で評価されるべき一冊で…

日本の建築

日本で暮らすのに最適な家づくりとは、どんな家が良いのか。日本の伝統工法の本当の良さが見えてきました。 中学3年の三省堂の国語の教科書に「縁は異なもの味なもの」で始まる「縁」と言う題のエッセイを思い出しました。

イワシと気候変動

図書館で偶然見つけた本です。著者は東北大学の農学博士です。 気候変動に関してややIPCC寄りな部分を除いては、海洋水産資源について「レジーム・シフト」と呼ばれる現象を、長年にわたり精密に日本が研究してきたことが判り、なかなか面白く、興味深い本で…

成長の限界

最近読んだ「2052年」の前の著作である、1972年出版の「成長の限界」を借りることが出来ました。千葉県立図書館から借りてくれました。 FORTRANのプリントアウトと思われるシミュレーションの文字グラフが懐かしい印象です。しかし、軸が表記されていないの…

囲炉裏と薪火暮らしの本

希望図書をしたら、この本を買ってくれました。 著者はイラストレータをしながら、焚き火のある暮らしを目指している人です。

日本人はどう住まうべきか?

女房殿が借りていたこんな本を読んでみました。 「ともだおれ」「だましだまし」思想は面白いです。押井守さんも同じような感覚だとは思いますが、あまり片側に突き詰めない垂直尾翼思想が大切な気がしました。 この本を電車で立って読んでいると、前に座っ…

地球を丸ごと考える

図書館で偶然見つけたこんな本を読みました。手にとって本に出合えるのは、図書館や本屋の一つの楽しみです。 川崎で当面お仕事をすることになったので、往復3時間は読書に当てられて、本を読む時間が確保できました。 それにしても山手線の殺人的な混雑ぶり…