下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

地球を丸ごと考える

 図書館で偶然見つけたこんな本を読みました。手にとって本に出合えるのは、図書館や本屋の一つの楽しみです。

   

 川崎で当面お仕事をすることになったので、往復3時間は読書に当てられて、本を読む時間が確保できました。

 それにしても山手線の殺人的な混雑ぶりは、電車通勤したことが無い者にとっては大変です!

 気候が何で決まっているかは、つくづく難しく、モデル化するのが難しいのかを示しています。シミュレーションはモデル化するための前提条件によって、異なった結果を生むので、前提条件が山のようにある気象現象では、どれが正しいのかを見極めることが難しいことが良く理解できます。シミュレーションは統計手法に考え方は近いのかもしれません。

 シミュレーションは参考にはなるが、当てにはならないと言うことでしょうか。

 地球の気候は何で決まっているのかを考える時、地球をモデル化してシミュレーションでガァーと計算しようとする力ずく派と大もとの自然を頭で考えようとする頭脳派とがいるみたいな研究者間の対立模様も指摘しています。

 と言うことで、この「地球を丸ごと考える」シリーズ全9巻をAmazon中古で購入しました。当面はこれを読むことになります。