下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

自動運転

 自動車しか残されていない日本の経済に、大転換が起こることに気付きました。パワートレーンが水素になるかどうかなんて、ぜんぜん問題になりません。webに氾濫している自動車評論が、20世紀の遺産に見えてきました。トヨタが気付いていないはずはないのだが・・・気付いていないふりをしているだけか!

 図書館にこの本があったので、読んでみました。

  

 早大の工学部の先生方が書いた本なので、車屋の技術シーズに基づいた希望的観測話が多いのですが、「所有」する時代から「使う」時代になることが書かれています。

 その時に起きる、経済構造の変化には全く触れられていなかったのは残念。そんな本はないかな?

 Googleがなぜ自動運転に取り組んでいるのか、その本当の意図が知りたい・・・