下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

日本人はどう住まうべきか?

 女房殿が借りていたこんな本を読んでみました。

 「ともだおれ」「だましだまし」思想は面白いです。押井守さんも同じような感覚だとは思いますが、あまり片側に突き詰めない垂直尾翼思想が大切な気がしました。

 この本を電車で立って読んでいると、前に座っている人が必ず表紙カバーを読んでいるのが面白いです。なかなか考えたカバーだと思います。

 今、住むことを考えているのですが、私もマンションには住みたくないのです。高層ビルの会社に行くと、こんな高いところで仕事をしていたら、なんだか偉くなった気になって、勘違いしてしまいそうだからです。

 やはり人間は大地にちゃんと根をおろすべきではないか、と思っています。