下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

十二湖・青池

 朝は簡単にパンとスープとで済ませて、十二湖へ行きました。メインは青池です。十二湖の入り口の駐車場は¥400取られるので、入り口よりしたの道路の広いところに駐車する人も多いようです。我家は一旦、入り口でUターンしたのですが、長時間滞在する事を考えてちゃんと¥400を収めて駐車場へ置きました。

 結構早く出たので、まだ観光バスもあまり来ておらず、静かな十二湖を堪能できました。最初は普通の大きな池のような「鶏頭場の池」沿いに歩いて青池に向かいました。この辺の池は大地震で出来た池らしく、木が池の中から生えています。

 五分ぐらい歩けば青池です。まさに字の如く青い池です。運よく晴れていたので鮮明な青色を見る事が出来ました。2回見に行きましたが、光が良く差していた後の方が青色が広がっていました。

 近くで撮った蝶。

 青池から散策コースがあるのですが、観光客はこちらには殆ど来ません。ガイドさんを頼むと連れて来てくれるようです。あまりの人気の無さに当初女房殿は拒絶反応を示してしていましたが、無理やり「沸壺の池」まで連れて行きました。ここでも青池と同じような青色の池を見る事ができます。

 ぶなやみずならの木が覆い茂っています。

 判りづらいかもしれませんが、沸壺の池に注ぎ込む湧き水。全く沢が無いのに、突然水が湧き出て沢のようになっています。まさにぶなの森「白神」の神秘を見た思いでした。

 ポッポ茶屋と言うお店の弁当を十二湖ビジターセンタで受け取る予定でしたが、予約した時の手違いで受け取れず。仕方が無いので下山する事にして、下山途中にある日本キャニオンに往復約40分ぐらい掛けて見に行きました。 

 グランドキャニオンってなんだろうと言うことになったのですが、要は巨岩で出来た「なぎ」(V字にはなっていないので「なぎ」ではないか・・・)のようなものでした。見る側の足場も悪く、すぐに崖のようになっているので、雨も降った後なのでやや不安でした。

 結局、昼食は深浦まで行く事になったのですが、最初はウェスパ椿山に入ろうとしましたが、ディズニーランドのような外観を見てパス。深浦に入る五能線と交差する辺りにあった、「広〆」と言うお店に入ったところあまりにも急に増えたお客に席も案内出来ない様子でしたが、無理やり入ったところ、結局食べれそうも無くまた別の店へ。どうも雑誌にも紹介されるような有名なお店のようでした。隣の鮮魚料理屋がお休みだったので、激混みしてしまったようです。お店を出て来る時には怒鳴っているお客さんもいました。

 結局近くの海の家のような「サンセット」と言うお店でホタテの味噌焼き定食を。しかし、この店もご飯切れで30分待ち。でもホタテの味噌焼きは卵と閉じた味噌焼きは美味しく、¥650とお安かったので

 この後、深浦のマックスバリューで夕食の買い物もしたので、午後予定していた息子が最も楽しみだった海水浴は1.5hほどしか出来ませんでした。他に泳いでいるのは4人ぐらいでしたが。

 この機会にかまどを使ってどうしても火を焚くところを息子に見せておきたかったので、無理矢理焚き木に火をつけて野菜たっぷりの焼きそばをつくって、ウィンナーととうもろこしとだけを炭火で焼きました。

 とうもろこしは後付けで弱火で炭火がなくなるぐらいまで焼いたのですが、今回のキャンプで最も美味しい作品となりました。

 火を焚いているとアブが炭酸ガスに引き寄せられるように集まってしまい、大変でした。(アブやブヨにはハッカ油が有効とか後で知りました。)