下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

河口湖

 甲斐駒に登っておきたかったのですが、南アルプススーパー林道が2019年の台風19号以来通行止めで日帰りが不可能なことが判明。入笠山へ自転車で攻めることを昨夜から考えていましたが、朝から南アルプス方面は厚い雲に覆われていました。

 急遽、前から行きたかった富士五湖方面を目指すことに変更。

 地図をたいして調べないでフラフラと出発。向かい風の中で石和温泉方面へ笛吹川沿いを北西に向かって進み続け、石和温泉郷東入口交差点で来すぎたことに気づいて、笛吹川を渡ってR137へちょっと回り道。

 その後は完全な向かい風を受けながらR137のゆるい坂を上り始めて最初セブンで遅い朝食を購入。もう肉まんが売っていたので、おにぎり2個と麦茶とを一緒に購入。ここで大休息。

 登り続けて新三坂トンネルの手前5kmに到着。それにしてもR137は交通量が多いです。

新三坂トンネル入り口に到着。もう正午を回っていたと思います。

自分のギアだと踏んで上り続けるのはこれぐらいの坂が限界でした。新三坂トンネルは暗いうえに側道が狭く、途中で側道横の側溝の蓋が無いところもあり、大型トラック2台に抜かれながら必死で漕ぎました。しかも3km近くあり結構トンネル内は排気ガスが充満しています。

 トンネルを抜けると少しパラパラと小雨が来ましたが、一気に下って河口湖大橋へ。

残念ながら富士山を拝むことはならず。

ここまで41km/2h44m。平均時速15km/h。

 河口湖大橋を渡りきって、おにぎりを1個食べてUターン。寒い!それにしても寒くて血行が悪くなって、手がしびれてました。

 橋もとのセブンでパンとお茶とを買って再び休息。寒すぎたので、すぐに登ることに。さっきは結構勢いよく下ったので登れるのか心配でしたが、意外とノンストップでトンネル到着。

三坂峠へ行ってみたい気もしましたが、そんな体力的な余裕は無く。例によって路側帯の狭いトンネルを必死で漕ぎましたが、大型バスを含む大型車5台に抜かれるたびにヒヤヒヤでした。

 トンネルを抜けて一気急降下。山梨の街が見えてきました。

帰路はずっと下りで楽でした。河口湖と気温差で10℃ぐらいありそうなぐらい暖かく。

 結局、77km/4h15m、平均時速18.1km/hでした。

おまけ、気がつけば最速68km/h。甲府に来てODOも3000kmを超えました。