下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

 図書館にこんな本があったのでサァ〜と読んでみました。我が家はアトピーの息子が生まれて以来10年以上、傷薬とショコラBB以外の薬は使っていないので、既に実践中です。そういう意味で世間様から見れば、我が家は超マイノリティなので、医学信奉が強い日本ではあまり口に出しにくいです。

     

 週刊金曜日で「買ってはいけない」を書いている人なので、どうしても表現が大げさで説得力に欠けるのはいただけないです。医者が書けばもっと説得力があると思います。(日本人にはお医者様は神様なので。でも絶対に書かないでしょう。)

 ここからは、ただの自論なので興味のある方だけお読み下さい。科学的な裏づけは残念ならが何もありません。裏づけは10年実践してきた我が家の経験談ぐらいでしょうか。原発が必要か必要じゃないかぐらい、根拠レスです。

 医療関係者には申し訳ないのですが、外科と整形外科以外では薬は役に立たず、薬では治療は出来ないと推測しています。薬では症状の緩和は出来ても、結局治すのは自分の治癒能力だけではないか、とほぼ確信しています。

(もっとも、上海で食中毒と思われる激痛を伴う腹痛におそわれ、ホテルのベッドでのた打ち回ってホテル中で言葉が通じず大騒ぎになり、搬送された上海の大学病院で鎮痛剤を打たれて深い眠りについた時ほど、薬のありがたみを感じたことはありませんでした。まぁあれは痛み止めと言う点では麻酔科のようなものですから、外科に近い治療に該当するのでしょうけど。こんな話では説得力ありません。)

 最近、「癌は治すな」とか言う本がでています。抗癌治療で激痛になるのであって、癌自体では穏やかに寿命を全うできるそうです。私も会社勤めでなければ健康診断は受けたくないし、癌であることを知りたくもないです。(と言うか、日々癌細胞は発生していて、偶然免疫能力で抑えてるだけなんでしょうけど。)なので、排便に苦しむバリュウムも飲みたくないし、胃カメラなんか何をかいわんやと言う感じです。

 日本ではお医者様が一番偉くて、何でも治せるみたいなもはや信仰に近いようなところがありますが、外科・整形外科・産婦人科ぐらいしか全うな治療ができるところはないのではないかと思っています。もういい加減、医療費が福祉だなんて幻想から目を覚ますべきではないかとも思っています。そうすれば、薬漬けの老人も助けられて、健康保険の費用も削減できて一石二鳥なのになぁ・・・

 うつ病で精神科に通って服用した薬のせいで異常行動したと思われる人を、身近なところで何人か知っています。タミフルで異常行動を起こしてしまう理由も同じ原理だと推測しています。因果関係がはっきりしないだけで(本当は、はっきりしてる?)、薬による医療行為が裏目に出ている典型的な例ではないでしょうか?

 原発事故による内部被爆も怖いですが、同じぐらい薬の方が怖くはないのではないでしょうか?(まだ薬は自分で飲む・飲まないを選択できるのだから、怖くはないですね。)

 思い出してみると、私が24歳の時に原因不明のめまいにおそわれて入院した時も、結局飲んでいたのはビタノウム(Vitanorm@武田薬品)と言う複合ビタミン剤だけでした。私の諸症状を見た心療内科で「小脳が炎症しています。薬を飲んで回復を待つしかないですね。」「検査してもおそらく原因は判らないでしょう。」の二言。正しい見識のお医者様でした。運良く私の免疫力が強くて回復しました。近所の耳鼻科の先生はその話を聞いて、「運が悪いと、目とか耳とかダメになたかもね。」

 当時の最先端医療機器であるMRIも撮ったし、ルンバールと言う脊髄の液を抜く痛〜い検査もしましたが、最後まで原因は判らず。おそらく深夜残業の合間をぬってスキーに毎週末行った若気の至りで無茶したことが原因だったと自己分析しています。

 自分で治したい人必見の本です。私はこれで薬をやめました。

     

 免疫力があれば、癌だって治ります。ちなみに、アレルギー症の人は免疫力が高いので癌にもなりにくいことが、統計的に判っているそうです。(まぁ、あくまでも傾向があると言うだけのことですが・・・)