下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

北陸の旅3日目 武家屋敷編

 ハードスケジュールとなった3日目最後は武家屋敷街へ。

 金沢は兼六園がそうですが、立山の伏流水の流れる街です。

   

 金沢市の長町に武家屋敷街は残されており、車一台がようやく通れるようなクランクした小道を挟んで白壁の武家屋敷街が残されていました。長町と言う名前は仙台市の南側にもありますが、仙台の長町も武家屋敷だったのでしょうか?

 まずは前田土佐守家資料館を訪問。利家の次男・利政ゆかりのの本物の手紙が数多く展示されています。但し、館内は基本撮影禁止。その資料館に付いていた、老舗資料館へ。

 金沢市の薬屋さんで、御茶屋町にも薬屋さんは立派な建物が残っていました。昔から、薬屋さんは昔から良い商売をしていたことが分かります。ここにも蔀戸がありました。

 木組みと茶室。

 素晴らしい庭が残されていました。

 木組みの2階の屋根部。横長な家ですが、棟した横通しの棟木が自然な木を組み継いでいます。これだけ長いと当時の税金は相当なものだったでしょう。

 2階には結婚式の引き出物が置いてあります。この豪華絢爛さ名古屋の影響?

 金沢はみずひきも有名らしく、様々なみずひきがあります。

 途中で、有名な飴屋さんに立ち寄りましたが、値段に引いてしまい買いませんでした。

 私の父方の本家の本家にあったよう松を思い出しました。

   

 中流武士屋敷跡。ここは門しか残っていません。

 馬と一緒に暮らしていたことが分かります。

 黒瓦と焼杉の家。黒を基調とした重厚感が漂います。

 足軽の家。狭い中で身を寄せ合って暮らしていたことがしのばれます。

 家の中に井戸があります。

 本当に小さな家ですが、屋根裏のスペースを上手に活用していたことが分かります。

 帰る途中に修道院がありました。仙台・多治見にもありましたが、お金持ちの市にはあるのでしょうか?

   

 まちのり自転車を返却した後、ホテルの近くのデパ地下でお弁当を買ってホテルの部屋で食べました。

 いやぁ、過密スケジュールで疲れたぁ!