下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

スプリングバレー泉高原復活

 強い寒の戻りでここのところ冷え込んだ仙台だったようなので、バーンも締まって良いコンディションではないかと思われたので、朝一でスプリングバレーへ行って来ました。

 スプリングバレーの手前にある南斜面の泉ヶ岳スキー場は全く雪がなくなったのに、まるで滑れるのではないかと見間違えるほど白く全面に雪が付いていました。

 バーンは予測通り締まっていて、この時期にしては良いコンディションで滑れました。滑ったのは午前中だけですが、冬に逆戻りしたかのように雪も降り始めて、新雪がすこし積もるぐらい短時間に強く降りました。この調子だと来週まで滑れそうです。

 新雪が積もり始めたら、急に板が滑らなくなりました。ワックスが塗ってなかったせいかな?

 カメラを忘れたので、es-W03で撮りました。晴れたスキー場で液晶を見ながら撮ると、液晶が全く見えず勘で撮りました。こう言うシチエーションでは、P-60のEVFのありがたみがよく判ります。

 先週やばそうだったメインバーンの入り口の雪もすっかり回復していました。

 武術家の甲野善紀氏が唱える「居つかない動き」を意識しながら手で体の動きを作ると、今までには無いスキーの前の方に乗れるポジションを新しい感覚として覚えました。前は無理に低いポジションを取ると非常に疲れましたが、このポジションだと楽に低いポジションが続けられます。

 内足も少し意識して内倒させられるぐらいにスタンスを広げながらターンの内側へ倒すとると急激に方向を切り替えられることも判ってきました。少し何か新しい感覚を掴めているような気がします。

 武術では予測できない動きのために、体をねじったりためたりしないようにする方がよいと言うのが氏の理論なのですが、スキーも凡人の動体視力では次の動きが予測できないので、予測できない動きに対応できるような体の使い方をした滑りを目指せばハイスピードの滑りが出来るようになるのではないかと考えています。

 滑り終わってブーツにキャットトラックを履かせるためにしゃがんだら、腹筋が攣り続けて痛みがいまでも残ってしまいました。予防で事前に545iさんお奨めの梅干を食べていたのですが、今回は効きが悪かったような気がします。水分補給をしていなったのも関係していそうです。

 背筋が相当疲れているのですが、拮抗筋である背筋の劣化が腹筋の攣りの原因だと思われます。いずれにしても日ごろのフィジカルトレーニングを計画する必要がありそうです。