先週末、おたふくから回復した息子を連れて行った宮城野図書館で、前から見たかったスナップ写真の名手アンリ・カルティエ・ブレッソンの写真集なんぞ偶然発見してパラパラ見たのですが、田中長徳さんの著書をこれまた偶然発見して借りてきました。
ライカを通して60〜70年代の臭いがノスタルジックに描写されていました。以前に読んだ「カメラは知的な遊びなのだ」に続いて、面白い文章だったので1週間で読み終えることが出来ました。
本来メカが持っている生命観のような物と、60-70年代の人間の熱い情熱、デジタルの安易さで失った何か、を感じられる一冊です。
面白かったので、Amazonとe-honとで他の著書を発注しました。レンジファインダのカメラが欲しくなりました。
ブレッソンの写真集は自分の想像を超えてあまりにも厚く大きかったので、借りるのは気が引けました。また見てきたいです。