1972年「成長の限界」をまだ読んでいませんが、こちらを先に読みました。
例によって図書館で希望図書したら、他にも希望者がいて2番目でした。
未来予測をシミュレーションを元にやっていて、この著者は2040年ぐらいから経済成長と都市化により人口は飽和するだろうと予測していたのが新しい発見でした。
著者がかなりペシミスティックで「自然なんか当てにするな」と言って切っている点と、IPCC寄りの立場でここ十年気温上昇していない温暖化を心配しているのが、ちょっと違うかなぁ、と思いました。
未来予測で一番難しいのは天災や発明のような不連続点だけは、シミュレーションできないことでしょうか・・・
二酸化炭素はメタンハイドレート無機生成説に使われいて、地球は炭素を循環しているんじゃないか、と私は勝手に夢想しています。
「成長の限界」の何が当たっていて、何が外れていたかを読みたいところです。