下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

ラン&港(富津から金谷)

 会社の釣り仲間3人と内房へエギング&メバリングを目指しました。

 まずは、本日の釣果。ベラ2尾&メバル2尾。15cmを超えなかったので、今回はオールリリース。

 まずは、金谷フェリー港でのベラ? ♀のようです。特に1匹めは子持ちではないかと思われました。

 図鑑では腹部の斑点がオハグロベラ♀に近いようですが・・・???

     

 アカササノハベラ♀

     

 夜釣りの金谷漁港で最初のメバル。14cm弱?

 2匹目のメバル

 最後のメバルは14cm越え。お持ち帰り15cmにわずかに届かず。

 しかし、今回の釣りは同行した皆さんが釣り場探しと寒さですっかり気落ちして、早々にロー・テンションになっていたのは残念でした。

 午前11時ちょっと前に取手を出発。富津新港でシリヤケイカが上がっているとの噂を頼りに、富津新港へ。13時頃到着。

 富津岬のピラミッドが遠くに見えます。

 本牧埠頭の耐震岸壁補強工事用の鋼管のようです。自動車がおもちゃのようで、まるで絵のような写真ですが、実物です。どうやってこんな大きな鋼管をつくるのでしょう?

 木更津側を見ると工場地帯です。3本の羽の1つが支柱と重なっていて判りにくいのですが、発電風車も見えます。

 シリヤケは上がっていそうもなかったので、去年Uさん・Oさんが実績があったと言う鋼管の北側へ移動。エギングしている人は沢山いたのですが、上がっている風はなく・・・

 エギング釣果の痕跡(墨)は残っているのですが。

 途中の釣具屋で青イソメを買ってから、メバル期待の富津北港へ移動しましたが、釣りをしている気配がありません。しかも、南側の駐車場へ入れた途端に釣船屋に追い出されて、観察もままなら、すごすごと退散してメバル狙いで下洲港へ。

 西側の堤防は細く、やりずらそうでした。

 期待の東側赤灯側はテトラが高く、皆さん諦めモード。テトラに出てやれば、なんとなくメバルが来そうな気が私はしました。いずれリベンジしてみたいです。

 遠く東京観音が見えます。

 当ても無くなり、もうこの際なので、大貫漁港にも寄ってみました。砂地の漁港でメバルはなさそうです。

 と言うことで、グルグルと富津岬を横断して、結局、まずは金谷フェリー港へ。富津金谷ICを降りて、海岸線R127と交わるループから釣り人が沢山良そうな気配の場所を発見。実は金谷フェリー港の北側で石積場でした。ヒト気もあって、漸く皆さんやる気に。しかし、大方の人々はエギング中。おじいさんが1時間前にシリヤケをあげたと真っ黒なバケツを見せてくれましたが、私は来ないと判断。ファミリがチョイ投げでコチを数尾上げていたので、青イソメで投げで行くことにしました。

 石積場なのですが、かなり広く人影も濃く、皆さん漸くやる気になって竿を出したのは4時ちょっと前だったでしょうか。

 反対側はフェリー港の赤灯堤防でした。この間を久里浜連絡フェリーが通ります。

 私はこの赤灯との間へシーバスロッドで10号のオモリで投げ釣り開始。最初に来たのがこのベラ?ベラにこんな前歯があったでしょうか?

     

 こんなに小さいので、もちろんリリース。

 2匹目を釣ったところで、¥100の仕掛けがおまつりになって、懸命のバラシ作業を終えた直後の一投目でブっつり。他の皆さんもエギング空振りで撃沈。5時ぐらいで第一ラウンド終了。

 仕掛けを作っている時に道糸を締めるとプツリと切れるので、家に帰ってから調べたら他の2号のナイロン糸よりも全然細いことが判明。Amazonでは2号100mと表記されていたのですが、どうも1号の間違えのような気がします。もっともマイクロメータがあるわけでもないので、本当の太さはわかりませんが。糸自体の材質も引っ張り強度が無くヘボイ気はします。¥1kだったし、どうやら安物買いをそろそろ卒業する頃になってきたのかも?!

 夕食前に赤灯と金谷漁港を下見。赤灯は階段がついていて、下に降りることができます。何のための階段でしょう?

 雰囲気はあったし、実際小メバルも目撃したので一度チャレンジしてみたいです。

 常夜灯も多いと言うことで、金谷漁港でメバリングすることに。コンビニ食した後、暗闇の中開始。

 リールをセットして、ガイドにラインを通しながら失敗に気付きました。ガイドの穴が暗闇でよく見えないのです。コンタクトした目は昼間は見えたのに、瞳孔が開いて絞り全開だといけません。勘で通そうと思いましたが、時間が過ぎていくばかり。コンビニで手を洗うことを忘れていたのを後悔しつつ、コンタクトを取りまし。いやぁ、新調のヘッドライトとあいまって、よく見えるじゃないですか。

 宣伝のようになってしまいますが、この値段でこの明るさ&機能は充実のコストパフォーマンスです。非常に今回助かりました。

 GENTOS(ジェントス) デルタピーク233:DPX-233H

 値段からすれば、あとは製品寿命の問題だけでしょうか。

     

 最初、赤灯付近を投げていましたが反応が無かったので、港を一人で回り始めました。干潮になり始めていて、潮がだいぶ引いていたので、船置き場の波打ち際をrun&gunして回りました。停泊している船周りに超小メバルも確認されたので、諦めずに移動しては投げている時、根掛りでジグヘッドをロスト。

 気分を変えて、タングステン1.5g+OTFピンクに変更した1投目で撒き始めたらググンと来ました。なんとも言えないですね。

 その後、何故かタングステンジグヘッドもスッポ抜けでロスト。めげずに同じジグヘッドで投げ続けて2匹目をゲット。

     

 よくルアーの人々が魚の下顎を持つのは魚に失礼だと思っていましたが、メバルは下あごを持つと尾びれをグッと曲げて固まっておとなしくなることがわかりました。しかし、メバルは目も大きいですが、口も大きいです。このサイズでもビー玉が入るんじゃないかと思うぐらい開きます。

 何投かした後に、ディパックから微かなTELの音が。慌てて出ると、Uさんから「あがりませんか?」と連絡あり。聞けばあまりの寒さに皆さんもう1時間半も車で暖を取っていたそうです。

 私はと言えば、ヒートテック+フリース+カッパ+ダウン+ライフジャケットと言う完全冬装備状態だったので、やっている最中はやや暑いくらいでした。しかも浜側は風がなかったのですが、堤防で頑張っていた皆さんは風に吹きさらされていたようで、1時間ぐらいで完全グロッキー状態だったようです。

 結局、10時に帰ったのですが、Uさんが高速を新車ですっ飛んで頂いたお陰様で、11時半前に自宅に到着していました。

 皆さん、お疲れ様でした。5/1アジングスペシャル乞うご期待。