下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

閖上(ゆりあげ)漁港

 ナスパで息子のサッカーの試合があったので、不良親父としては閖上漁港へ釣りに行かせて頂きました。

 ナスパを9時ぐらい出て、餌を買いに行ったフィッシャーマン南仙台店へ行ったのですが、石巻店や泉バイパス店と違って根性が無くなんと10時開店。ガーン。とそのまま期待せずに上州屋名取店に向かったものの、予測どおり開いておらず。

 仕方が無く、次の交差点で左折したところに小さな釣り道具屋が偶然あるではないですか。(後で調べたら「菊田釣りセンター名取店」さんでした。謝謝。)ラッキーと思いつつ¥300分青イソメを購入。

 今日は休日のためか港内にずらりと漁船が係留されていて、竿を入れる隙間が無いくらいでした。ガイドブックに出ていた閖上漁港の橋の近く船揚場のポイントで釣ろうとしましたが、先客あり。

 店開きする前に厠へ行きたかったので、近くで放出している間にその先客が釣れなかったのか退散。ラッキーと思っていると、私の隣に後から駐車した中年夫妻が先に荷物を置いて占拠。失敗しました。

 仕方なく、狭い船の間からちょい投げを試みましたが、3回ぐらい引きがあったものの、全く釣れず。釣り客も多く、船の油も浮いていてイマイチだったので30分ぐらいで退散。名取川の堤防へ移動しました。

 近くでやっていた家族がアイナメとドンコとを3匹ブラクリで釣っていました。しかし、チョイ投げ・ウキ釣りで2時まで粘りましたが、殆ど当たり無しで坊主の予感が・・・最後の手段のブラクリに変更。当たりが暫らく無かったのですが、漸くドンコ君ゲット。ミャクリ釣り系のブラクリは釣りの仕掛けといい、どうもあまり技巧的ではないと思う今日この頃です。

     

 3時過ぎぐらいから当たりが出だしたのですが、タイムアップ。いつも夕まづめに引き上げるので、後ろ髪を引かれる思いです。ちょっと粘りすぎたのと、名取市内が渋滞していて息子の最終戦には間に合わず、女房殿から大目玉を食らう羽目に。

 まな板の「ドンコ」。結局この1匹のみ。そこそこの大きさで、21cmありました。

 今まで知らなかったのですが、このヒゲがドンコの特徴のようです。

 また、なべさんにキモイと言われそうですが、ドンコの肝です。アンコウと同じようにおいしいらしいです。このサイズにしては立派な大きさです。今回はドンコ汁に挑戦しました。感想は後日。

 名取川。遠く仙台のビル群も見えます。蔵王方面の山々は白くなっていました。

 近くに仙台空港があって、離発着機が良く見えます。前回はブルーインパルスでしたが、今回は双発のプロペラ機でした。今回も18-55mmIS+拡大ですが、立派なものです。

 素敵な写真が結構撮れたのですが、今回は訳有って省略。

 ついてるような、ついていないような一日でした。たまには、メバルアイナメ・ドンコ以外の魚を釣りたい!と言う思いが強くなってきています。