下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

櫛形山アタック(前編)

 梅雨明け十日、とはまさにこのこと言わんばかりの朝だったので、先週末に山道をフラフラしたことも省みず、櫛形山へアタックすることに。目指すはあのピーク。

 先週の山道の影響もあって、平林の町の前で既にガス欠気味。先はまだまだ遠いのに早くも休息が必要な状態。

平林の町まではなんとか漕ぎました。お墓の前の案内板。この辺の姓に多い「中込」さん家のお墓でした。バスの待合所にトイレがあったので、水を汲んで休息。

こんな山深くまで田んぼがあります。遠くに富士山。いい景色です。

いつも見上げている黒岳が同じぐらいの標高に感じます。

富士山を後ろに見ながら、

丸山林道に入ってしばらく頑張って漕ぎましたが、途中で完全ガス欠。道端にへたり込んで遅い朝食におにぎり3個。ここで完全に水切れ。

ぐったり休んでいると、6人ぐらいの自転車部と思われる若い人達の集団が、何事もないかのように会話をしながら軽く漕ぎながら、抜いて行きました。う〜ん、自転車が違うのかそもそもの足の鍛え方が違うのか・・・リアのLowのスプロケがマイ車よりやはり一回り大きい気がしました。

 切り立った谷沿いの道を殆ど押しました。

14時半ぐらいに漸く池の茶屋駐車場に到着。売店ぐらいあると思ったら、小屋があるだけで自販機も無く。水分補給がゼロだったのと、櫛形山まで往復1時間半とあったので、この吊リそうな足では無理と判断して、片道30分と書いてあった北岳展望デッキを目指すことに。

ボトルが1本だったの、梅干し買うのを忘れたのは敗因でした。

 割と平坦な整備された歩道を歩くこと30分。

もう少し早く来るとお花畑だったと思われるような植物の痕跡がありました。

展望台到着。

 見たかった甲斐駒は雲があって拝めず。一番左が日本で2番目に高い北岳、真ん中が鳳凰三山のようです。一番右側の色の違う山々が八ヶ岳

良く見ると南アルプスは谷が深いことが良く分かります。

 片道36.55�qでした。

 ソーラー発電の建設でもするのでしょうか、ずいぶん高いところで造成の工事をしていました。

この写真を撮影した後、思わぬ事態に遭遇しました。

 後編へ続く。