下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

山登り 筑波山

 運動不足気味だったので、筑波山へ行ってきました。

 折角のパノラマなので、フルサイズ掲載。

 もう少し視界が良ければ、海も見えたと思います。

 ケーブルカー沿いの登山道は直登ルートなので、女体山側のルートの方が巨岩があって、楽しみながら登れると思いました。

 登山ブームで団塊おじいさん・おばあさんノルディックウォーク登山者と山ガールとが観光客に混じって結構りっぱな装備で登っていたのが印象的でした。野球のユニフォームで大きい声で挨拶する一団もいましたが・・・

 出発は9時過ぎで、のんびりモード。運転時は息子が撮影。

 徐々に山が近づいてきます。

 筑波神社前に駐車したかったのですが、渋滞していたので市営第一駐車場へUターンしてかろうじて、最後の1台分のスペースへ駐車。管理人はおらず、料金徴収も無く。

 鳥居の前の公衆電話。バランスが悪いです。

   

 巨大な鳥居をくぐって、

 まずは神社でお参り。(この先、賽銭箱が何箇所も有ったのに、ここで小銭がゼロに。)

 朝一の境内はまだ混んでいなかったので、並ぶこともなくスムーズに参拝できました。

 境内の門前で「ガマ油の口上」をやっていました。

 初めて見ましたが、なかなか切らないので、切り上げて登山口へ。

 境内からを少し東の方へ行くと女体山の登山ルート入り口へ到着。難コースの白雲橋コースへ。

   

 登山コースは良く整備されています。最初は元気良く。

   

 最初のランドマーク、白蛇弁天。

 ここを過ぎた辺りから、少し急になってきました。

 筑波山の中は意外と樹齢もいった樹が覆い茂っていて、こんな枝ぶりの木も。

 100年以上の樹齢がありそうです。大きなホラもあります。

   

 珍しく枝が直角に曲がってまっすぐに伸びていました。

   

 しばらく行くと、巨岩が現れます。実は筑波山は巨岩伝説の地でもあるようです。

 ロープウェイが見える所に、休息できる少し広い場所がありました。

 樹齢が示してあったと思われる切り株も。

 巨岩伝説その1・弁慶七戻り。

 前から見たところ。

   

 通過してから見たところ。

   

 名もない巨岩を通って、

   

 巨岩伝説その2・高天原。見晴らしがいい場所です。

   

 巨岩伝説その3・母の胎内めぐり。

 中はこんな感じです。

 出てきたところ。

   

 巨岩伝説その4・名前が分かりません。

   

 巨岩伝説その5・陰陽石

   

   

 巨岩伝説その6・出舟入

 巨岩伝説その7・北斗岩。

   

 巨岩伝説その8・大仏岩。これを過ぎると、女体山山頂です。

   

 女体山の山頂は男体山の山頂よりも東西南北に視界が開けていて、展望が良いです。

 女体山・三角点。

 山頂は岩場で結構断崖ですが、結構小さい子が一人で座っていました。ちょっと、危ないぞ。

 巨岩伝説その9・がま石。女体山から少し下ると最後の巨岩。

 息子が投げた小石が口の中へ運良く入りました。息子は今年は幸先良いか?

 女体山から少し下って、展望所がある広場の少し手前に、整備された休息場があったので、そこでお昼休み。

 お昼食は、マルちゃん正麺・豚骨味。

 お湯は水筒で持っていたったので、気圧も手伝ってすぐ完成。メンマ・チャーシュー・茹でほうれん草も入って超豪華。

 即席面と言えども、一応、食べログ風。

 最後のお湯でインスタントコーヒーをいれて、息子とコンビニ・ミニドーナッツを食べて休息。

 時計の高度計は850m。女体山で877mなのでこんなもんでしょうか。

 天気はまぁまぁ。風もなく、寒くもなく。

   

 上昇気流で昇ったパラグライダーが山頂より高いところを飛んでいました。

   

 

 その後、ケーブルカー山頂駅まで下った後、男体山へ登りました。男体山から西側を望む。

 女体山が東にあって、社務所が西にあるので、女体山よりは見晴らしが良くありません。

 あまりにも何箇所も賽銭箱があったのですが、小銭が無く。お賽銭の代わりと言ってはなんですが、日本手ぬぐいとかみさん用のお守りを買って下山。

 ケーブルカー山頂駅の展望台から北を望む。 

 私の腕時計の高度計はケーブルカー山頂駅で820m。この時点で1時半を回っていました。

 ケーブルカーに乗る人達を横目に、

 ケーブルカー山頂駅の横の登山口から下山。

   

 15時ちょうどぐらいに無事に筑波神社へ到着。朝とはうって変わって、お参りの人で長蛇の列が出来ていました。

   

 車を停めたすぐ脇が、偶然にも六茂湧水でした。

 この看板を見て、学生時代に作った「六根清浄」と書いた六根トレーナを思い出しました。

   

 「筑波嶺の峰より落つるみなの川 恋ぞ積もりて淵となりぬる」陽成院

百人一首の1つですが、その中の「みなの川」の源流が下山したルート沿いにあり、この水もその水の伏流水のようです。

 夕日に映える筑波山

 マックで無料券コーヒーとアップルパイとを購入してから帰りました。