下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

宮城県国体予選

 昨日からの風はなかなか収まらなかったのですが、雪はやんでまずまずの天気。第65会冬季国民体育大会スキー競技会アルペンの部宮城県予選会へ参加してきました。初めての会場ですが、おそらくこれが宮城県連での最初で最後のチャレンジでしょう。

 タイムスケジュールとビブスは前日、ゲレンデの下にある本部で入手できたので一安心できていました。

 大会会場は宿泊先のホテルオニコウベの前のゲレンデで、今朝は隣のバーンで学生と思われる人達が、朝練をしていました。

 息子がアトピーで夜中に痒がったのと、大会の緊張感からか少々寝られませんでしたが、7時に起きて少し準備運動をした後、7時半にホテルのバイキングで朝食。5分ぐらいフライングでしたが、それでも大会参加者と思われる方が2人既に食べていました。

 8時20分インスペクション開始だったので、すぐにゲレンデに直行しました。一番右端のリフトに乗ったのですが、どう考えてもスタートハウスに届きそうもありません。不安が募りました。

 リフト降り場に付いたらビックリ。なんと、スタートハウスまで10mほど担ぎ登りが待っていました。

     

 到着して、既にインスペ開始後5分ぐらい経っていたので、写真を撮ってからすぐにインスペ。初めての大会で緊張も手伝って、頭に全く入りませんでした。痰が出て、非常にのどが渇きました。

 一本目のインスペクション。おじさんの部はフラグの無いセット。

 苦手な急斜面は無いので一安心。思ったよりもオフセットがきつい感じが、インスペクションの時の印象でした。

 スタートまで時間があったので、5本フリーをやって上がりました。気温は比較的高く+2℃、雪温は-2〜-3℃ぐらいで、もう10年以上昔に三井物産が店じまいした時のBRIKOのフッ素ワックスを塗りこみました。

 1本目開始。

 この写真を見るとわかるのですが、スタート後4旗門目ぐらいで一旦緩斜になった後、少し左に曲がりながら少し斜面がきつくなり、最後は右に曲がりながら、緩斜面になります。

     

 この斜面がきつくなるところに落とし穴がありました。旗門がフォールラインから反れるように右に振ってあって、滑りながら一瞬旗門が判らなくなりました。これに引っ掛かって、落とされ、ギリギリで旗門に入りながら完走。出場者15人中13位でした。まぁ、取り敢えず完走して一安心。なんとか、巻き返したいところでした。

 出場者の最初の予定は17人だったので、ひょっとして2本目はフリップ15で1番かと思いましたが、フリップ6でした。

 人数も少ないので、2本目のインスペクションは予定通り11時開始。2本目のインスペクションの時にはさすがに落ち着きを取り戻していました。撮影しながらインスペクション。

 2本目のスタート。

     

 最初の緩斜面。(5旗門目?)

 中斜面の入り口。

 1本目で引っ掛かったのと同じ場所に左ターン(選手がいる一番右端の逆さまのポール)。

 あとは、緩斜面。意外とインターバルが短いです。

     

 ゴールエリア。電工掲示あり。左は朝練していたバーン。中緩斜面で個人的には好きなタイプのコースです。

 最終公式掲示。2本目は一人まくって、一本目のリベンジができました。

 参加者15人と言えどもレベルは高く、スプリングバレーで一緒に練習した69番の選手が「10番に入るのが目標」と言っていたのが実感できました。

 雪も良いし、このような環境でやれる宮城県連の人達が本当にうらやましいです。

 大会終了後、息子と一緒に4本滑ったら遅くなってしまい、女房殿おかんむり。帰りは「あ・ら・伊達な道の駅」で遅い昼食。

 息子と私とは「う米麺」¥750を注文。ビーフスープに野菜たっぷりで、歯ごたえのあるお米の麺がとてもおいしかったです。

 

 長年(グルニーゲン全盛の頃なので10年ぐらいか?!)使ったカレラのゴーグルのウレタンがいよいよダメになりました。よく見ればウレタン系がボロボロになっていました。大会用にしていたスコットの方も、やばくなりつつあります。綿が潰れて冷たくなったグローブと一緒に新調する予定です。