下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

ホテルオニコウベ

 宮城県の国体予選に参加するために、家族と泊りがけでオニコウベ・スキー場へ出掛けました。朝8時半に出発して11時頃到着と言うノンキなスキーでした。仙台からだと高速道路の移動は殆ど無いようなものですが、下道の移動が長いのが欠点です。

 オニコウベ・スキー場は割りと横に広いスキー場で、全体的に中・緩斜面が多くバーンも広いので、フリーをやるのに適しています。今日はあいにく地吹雪ののような横風が強かったです。息子を入れたSIAのスクールがポールレッスンもやっていて、午後から混ぜて貰い丁度いいトレーニングが出来ました。

 息子はスキー・スクールへ入れれば済むのですが、問題はスキーに全く興味無しの女房殿です。

 ところが、宿泊先が思わぬ救世主となりました。2日リフト券付きで一泊¥13kと言うお値段で、スイス調の豪華なホテルで天然温泉・豪華夕食付きでした。宿泊先はホテルオニコウベです。家族連れで行くなら、大絶賛間違いないのでお勧めです。

 ゲレンデのすぐ目の前の唯一の宿泊施設です。

 部屋や家具はスイス風の調度品で揃えられていて、非常に素敵な作りです。

 アルペンホルン。

     

 部屋番号を書いた扉のデザインは全て異なっていました。

     

 ダイニングからの眺め。

 さて、食事ですが、息子は和食、女房殿と私とは洋食でしたが、どちらかと言うと和食の方が品数も多くて、大食いの息子も食べきらなかったぐらいです。

 まずは、和食・鬼首膳から。

 小鉢・白子豆腐。前菜・さんま祐庵焼,柚子柿,海老手網寿司。向・附宮城の海の幸(刺身三点)。台の物・鴨のコラーゲン鍋。 

 油物・鱈白子唐揚げ,ささみチーズ揚げ,ししとう

 焼物・鰤照焼笹包み丸十,茶碗蒸し。

 煮物・上げ南瓜饅頭 蟹の餡掛け

 甘味・本日のデザート(ぜんざい)。

 これらに、ご飯・味噌汁・御新香が付いて、息子も大満足でした。

 さて、洋食の方は、

 前菜・鴨のローストとホタテの燻製ミルフィユ仕立て。

 魚・鱈と鬼首高原大根海草蒸し、青海藻風味ヴァンブランソース。

 肉・牛フィレ肉のパイ包み焼、温野菜添え。

 デザート・クレーム・ド・ブリュレ、季節ののフルーツを添えて。

 コーヒー。

 紅茶。

 こんな素敵なホテルとはつゆ知らず。

 チューナップルームが無く、大会関係者も泊まっていなかったので、客数が少なく、こんな人数で経営していけるのか心配になってしまいました。(チューンナップは古新聞を頂いて、スキーロッカーの陰でこっそりホットワックスをしておきました。気合を入れた大会参加者には向かないでしょう。)

 女房殿としては、1Fのロビーの暖炉に火がくべられていなかったのが、残念だったとのこと。