下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

HP Pavilion dv6200 分解編

 疲れ果てたので、休暇を取ったついでに仮宅PCを分解。  最近はCPU温度が95℃ぐらいになって、勝手に電源が落ちるようになったので、放熱GELを確認して塗り直すことに。  今はこの手のデータがネットに転がっていて本当に助かります。 https://jp.ifixit.com/Guide/HP+Pavilion+dv6000+Motherboard+Replacement/3825?lang=en  これを自宅で印刷して持ち帰ったのですが、よく見えない部分はスマホで見ながら実行。スマホがなければ終わらなかったでしょう。  こちらで分解の流れは十分判るので、苦戦部分を忘れないように覚書しておきます。  まずはホボホボ見えるネジを取って、後ろから押してCDトレー取り外し。赤○のネジがキーボードの固定ネジ。このネジに気付かず後でかなり苦戦。  苦手のフラットケーブル。切れそうでコワゴワ抜いてなかなか抜けず苦戦。  スピーカー部の接続コネクタが、意外と固く更に苦戦。  フラットケーブルは抜くとこんな感じでした。結局ケーブル類は全部差し込みのみで、ロック付きのコネクタはありませんでした。  3ケーブルを抜いて漸くスピーカー部が取り外し。  大きい方がキーボードのフラットケーブル。小さい方がマウスパッド用。  キーボード用は電極が良くわかりません。  LCDはネジが2個ありますが、こちら側が固定用。右側はヒンジのカバー用。マザーボードは結局反対側のフラットケーブルも取り外し。  液晶用コネクタはリボンを引っ張りますが、これがまた固くて苦戦。  漸く液晶分離。現在のPAD類と比べて、液晶が意外とかなり重いです。  パームレスト部は浅いプラ爪で噛ませてあったので、順番にこじり外して完了。以前自宅電話子機修理の時に買った特殊ネジドライバーキットに付いてきた、爪はがしが役に立ちました。  御本尊の裏面を漸く拝めました。  ピンボケのケーブルと、フロントイヤホーンコネクタ系のコネクタを抜いて、  分解完了!!  御本尊側。  中は薄い銅板の放熱版で覆われています。こんな板金もコストが高く重い要因な気がします。10年前の技術ですが、今ではこんなの使われていないような・・・  ファンも10年分のホコリが溜まっていました。  フラットケーブルやコネクタに意外と手間取り、分解に結局3時間を要しました。工場ではこんなの1時間ぐらいで組み立ててしまうのででしょうか。  今週はここまで。本当に無事元に戻せるのか?!