CPU-BACHさんから紹介された鶴見俊輔の「思い出袋」を漸く我孫子図書館で借りることが出来ました。なんだかんだと2ヶ月近く待ちました。人気の本のようです。鶴見さんの文章を読むのは、学生時代の朝日ジャーナルが廃刊になる頃以来でしょうか。当時朝ジャの編集長だった筑紫哲也さんも亡くなられましたが。
何かのエッセイを集めたような本ですが、久しぶりに哲学書に触れました。明治維新以降日露戦争以前の日本人の精神構造を称えていたのは意外でした。
成田闘争ぐらいしかまともに知らない世代ですが、「べ平連」については「中ピ連」と同じぐらいのただの左翼組織と思っていました。どんな活動をしていたのか漸く理解できました。