下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

野田市散策

 朝方まで降っていた雨が上がって、快晴。

 息子の大会2日目、本命の高跳びを見に野田市陸上競技場へ。

 昨日の渋滞を考えて、野田線清水公園まで行きましたが、昨日の渋滞がウソのようです。

 駐車場もガラガラ・・・

 帰りは野田市駅まで歩いてプラプラ帰ることにしました。

 清水公園は例によって、縄文半島の一部だったようです。 

 醤油の街らしく、漬物屋さんが結構ありました。

 古い町らしく、人形屋さんも多いです。

 お隣にはおしゃれなケーキ屋さん。

 文房具屋さん。こう言うのは良いですね。なぜか和菓子屋さんも多かったです。

 お店を立て替えて、頑張っているお店も良いのですが、この板塀の街並みにの方が価値はありそうです。

 家かと思ったら、

 門でした。典型的な上級の武家屋敷じゃないでしょうか。

 知立の銀座通りに残っている、東海道の旧宿場の建屋を思い出します。

   

 この建物と2棟しか残っていないのは残念。

 最初左の門柱しか見えなかったので、

「なぜわざわざ門と書いてあるのか?」

と思いましたが、愛宕神社の西門でした。

 愛宕神社。この辺ではかなり大きな部類の神社ではないでしょうか。

 お休み日だったのもありますが、こう言う雰囲気だと寂しくなりますね。電線も概観上頂けないです。

 半開きの履物屋さん、やってんのかな? 大きな看板の自転車屋さんは店をたたんでいました。

 古い町にしかない質屋さん。向河原にもあったなぁ。魚屋さん、って見なくなりましたよね。

 ミシン屋さんがありました。足踏み式のSingerのミシンが置いてありました。

 流れるような型に当時の職人の思いのような物が感じられます。

 昭和の香りが・・・

 野田市立中央小学校の門。立派です。この先の左側に小学校があります。きっと寺子屋から発展したような、わが母校の知立小学校のような歴史のある小学校ではないでしょうか?

 昨日、この建物が気になっていました。エンブレムのようなトップが印象的です。

 裏の通用口にも何気ないデザイン。近代化遺産として保存しているようです。

 醤油醸造をになった茂木家・高梨家が図書館として建てた建物のようです。

 文化財として保存されていました。

 野田市下町交差点。ここからキッコーマン特集。

 キッコーマン本社。(実は交差点よりかなり北寄り。)

 最新のモニュメントが印象的です。高層ビルではないところがよろしいです。

 途中、大きなヤンマーのお店。大型農機がずらり。 

 食品関連のお店の倉庫。高い塀とコンクリート建屋が昭和っぽいです。

 この道はまさにキッコーマン城下町通り。

 キッコーマンの門前で、道がクランクしていてこの辺が千葉らしい道のつくりです。戦中に爆撃されずに、武家通りがそのまま残った見本のような。

 キッコーマンの工場敷地内に見学コースがあるようです。

 野田の駅からキッコーマンの工場を眺める。

 最新の東武野田線の車両。これに乗って帰りました。

   

 お土産。「大川や」のせんべい。¥500也。

   

 図書館へ本を返却しに行く途中で空が焼けていました。看板が邪魔でした。