下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

IBM ThinkPad Type1161-264 分解

 家族全員が風邪気味なので、引越しのプレ準備で部屋の片付け。

 3ヶ月ぐらい前に火を入れてみたら、液晶が全うに写らなくなっていたので、処分することしました。HDDを抜くに当たって、息子と一緒に分解しました。赤いマウスポインタもこれが見納めです。

 ThinkPadはかなり重いのですが、銅の薄いカバーやアルミダイキャストによる放熱等行われていて、重い理由が分かります。

 構造が複雑に入り組んでいて、かなりプラスチックは折れてしまいました。分解、下手です。

 10年以上経っていたので、ちょっと無理をすると経年劣化したプラスチックが、バキっと音をたてて簡単に割れてしまいました。

 よく見ないと写真だと分からないかもしれませんが、斜め縞模様の劣化が進んだ液晶モニタ。

 Intelはいってる!

 CPUのヒートシンク。空冷パイプ付きです。原価の高い構造をしています。シリコングリスは完全にポロポロでした。

 マザーボード

 IO製の増設DDRAMメモリ。当時、たかだか128Mですが1万円以上したと記憶しています。石はSAMSUNG製。

 1394と書いてあるのでLANボードでしょうか。

 それにしても、このヒートシンクがカッコいいです。