下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

久しぶりに田んぼ

 今日は午後から田んぼに行きました。

 蔓科の藤が林の木々を滅ぼすと自分も滅びる様子がよく判ります。

 自然は草の群生から木々の群生へ移って、最後は蔓科が草原に戻すと言うサイクルを20-50年掛けて繰り返しているようです。

 荒れた谷津田を再生する除根作業をしながら、田んぼを均す作業をしました。田んぼと言うのは水を保つために20mぐらいの幅で数センチの精度で平らに均す土木技術が必須です。日本の土建技術が優れたのは、田んぼと言う農作文化が生んだ物かも知れないと実感しました。

 東北道を北上すると木々が白い葉を付けている木が増えますが、この藤の葉もどうもその1つのようです。

 ウラシマ草。どちらかが雄で、雌雄が変わる植物のようです。

 蔓のように伸びているヒゲが浦島太郎の釣り糸のようだ、と言うことが名前の由来で、幻想的ですが、見た目の通り有毒です。息子も中学で見つけたそうです。