下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

北陸の旅2日目 金沢・東茶屋編

 まずは「まちのり自転車」を借りて、東茶屋へ。  東茶屋は入り口の端を渡る時、高山に似ていると思いました。  レトロな観光用ボンネットバス  丁度、茶屋町に入ると梅干が干されていました。  昔ながらの民家が公開されていました。  水の豊かな所で、家の中に井戸があったようです。  家の中に中庭があり、いわゆる数寄屋造りに近い気がしました。この辺は関西文化の影響でしょうか? 暑い日でしたが、中はひんやりしていて、いい風が抜けていきます。  左は紐で動く高窓。これがまた、軽く開け閉め出来ます。  木組みで構造現しのつくりになっていました。  蔀戸(しとみど)と呼ばれるシャッター状に上下に開け閉めする窓。上田先生の本に出てきて、文章では想像できなかったのですが、百聞は一見にしかずですね。時間や気温に応じて雨戸にしたり、障子にしたりできて、当時の大工の知恵が感じられます。  まいどさんと言うボランティアのおじさんが詳しく説明してくれます。  生まれも育ちも地元と言う方でしたが、言葉としてはやや語尾が名古屋圏の語尾でした。文化圏的には関西と名古屋とがまじっているのでしょうか。  街並みを散策。      軒にとうもろこしがぶら下げてある家が何軒かありました。杉玉が掛けてあったのは酒屋さんでした。  お菓子屋さん。新しい建物も、街並みを崩さないようにしていることが分かります。