下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

星空観測会

 東葛星見隊主催の星空観測会に参加しました。手賀の丘少年の家の運動場で観測しましたが、冬の代表的なオリオン座を中心に星が意外にも良く見えました。下総の空も捨てたものではありません。

 レーザポインタで星を指して説明してくれて良く判りました。レーザーポインタは会社のプレゼンでしか使ったことがありませんが、夜空に指すとまるでどこま届いているかのように感動的な直進性の光軌跡でした。

 カシオペア、オリオン、ペガサス、スバル、冬の大三角形アンドロメダ星団、・・・子供頃からどれだか判らずにいた星座も理解できました。

 東葛星見隊の方々所有の望遠鏡が10台ぐらいありました。そのうちの本日の目玉の1台である32cm口径のトムリニアン望遠鏡。

 これだけ大きさに反して、接眼部から見ると意外と見える星は小さいです。でも木星の縞模様やスバル星団が150近くあるのもくっきりと見ることができました。

 この手の星観測の望遠鏡には自動追尾装置がもはや常識のようですが、この望遠鏡はパソコン上の星をクリックすると自動的にその星の方向へ変えてくれるます。

 寒い星空の元での観測会の後、とん汁が振舞われました。冷え切った体に暖かさが染み渡りました。

 息子も楽しかったようです。もっと見える山奥に行ってみたいですね。うちにも息子に買った70mm口径の中華望遠鏡があるのでチャレンジしたいです。望遠200mmでの撮影も電子の目なら、そこそこ撮れそうなな気がしています。