下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

平沢峠後編

 この先は高低差が無いだろうと勝手に思い込んでいたのですが、後で平沢峠の方が高いことが判明。高低差100m近くありました。最初は白菜畑の中を寒さを堪えながら通過、途中から登りに。本当に高原の寒さはきつかったのですが、漕がないと寒いし、漕げば左膝が痛いしで、痛しかゆしの状態でした。

 登って来た道。

 ゴール!!

結構登山客もいました。

 ナウマン先生がフォッサマグナを思いついた、「フォッサマグナ生誕地」へ到着。

ナウマン先生が秋の嵐が去った翌朝に見つめたと思われる同じ風景を眺められてバンザイ! もう一度天気の良い時に来たいです。

 生憎の天気で南アルプスが見えなかったのが残念。

 たまたま視界が開けて偶然八ヶ岳を眺望することができました。

この後直に雲に隠れてしまいました。

 去年見た野辺山天文台を眼下に。

 獅子岩

登ってくる道で、頭だけ見えていた時の方が「獅子」であることが分かり易いです。

 赤萩?

知らない秋の高山植物が咲いていました。

 平沢峠から一方的に急な下り坂を震えながらまさに急降下。反対側から登ったら、この膝の状態では絶対に登れなかったと思われるぐらいの急勾配。最高地点へ迂回して正解だったと実感しました。こんなに下ったらと思っていたら、案の定、平沢公民館を右折した後にキツイ上りが待ってました。本当にキツカったのですが、なんとか自転車を降りずにフラフラしながら漕いで完登しました。

 R141に出てからほとんど下りで、寒くて震えでフラフラしているのか、タイヤがブレているのかこの時は理解できず。(実はリアタイヤニップルが外れていたことが判明。)ツールドフランスの下りの寒さを思いましが、かたや100�q/h越えはもっと寒いんでしょうね。

 途中の清里の辺りのGASスタンドで富士山が薄っすら見えました。

以前は森があって富士山が見えたことなんか一度もなかったような気がします。

 R141と並走している農道を下っているといい感じに富士山が。

 前回気になっていた韮崎市内手作りギター屋さんでパチリ。お値段を聞きたかったのですがお店の人が残念ながら不在でした。

 塩川の橋から。

前景の山が近すぎて甲府では富士山の頭しか見えませんが、韮崎市や北杜(ホクト)市の方が富士山の全容が良く見えます。

 甲府市境辺りで。

 16:44自宅到着。走行時間:5:30、走行距離:99.66km、平均時速:18.1km/h、最高速度:63.3km/h、でした。

 約100km/dayヒルクライムはちょっと無謀でした。左膝が何とか持ってくれて無事帰還できました。次のアタックまでには左膝を修復する必要がありあそうです。高校生の時のバイク事故の後遺症だけではなさそうです。

 スマホで見ると写真がもう少し鮮明ですが、GooglePhotoにアップしてPCにダウンロードするとG15の写真の方が良いような気がします。