下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

惨敗

 前回のリベンジすべく興津港へ行ってきました。これで何度目の勝浦地域なるのか判らなくなりつつありますが、今回は真夏の朝まづめ以来の惨敗感です。夕まずめの方が良いような気がしています。

 本日の釣果、アジ1匹+アイゴ多数。(アイゴは全てリリース)

 暗闇でサイズを確認していませんでしたが、20cmオーバーでした。

 会社が文化の日の代休日となったので、朝まづめ狙いで7時ぐらいに自宅を出発。着くと月夜の明るい夜でしたが、港には猫の子一匹おらず、と言う感じで最初はかなり怖かったのですが、西からの強い風の割には、幸い海はベタ凪状態。低い堤防ですが安心できました。

     

 折角、月夜を撮ったのに、ブレブレボケボケ・・・こんなに明るくはありませんが。

 1人暗闇で懲りずにアジングを開始。干潮時でもあり、堤防直下は堤防の底が見えるぐらいで、舟道側はそこそこあると言う噂を頼りに、2時間粘りましたが音沙汰無し。根掛りしてジグヘッドをロストした機会に、前回の反省を生かして、3時まで休戦して車中泊しました。最初、小さなひざ掛けで寝ていましたが、1時間ぐらいで寒くなって、シュラフを出して寝ました。お陰でグッスリ仮眠。

 3時半に起きて再度開始。5時ぐらいに漸く、1匹ゲット。お〜、まずめ来たか?と思いきや、当たりはそれっきり。丁度、そのくらいに1人おじさんがやってきて、超小型のメバルを釣っていましたが、

「ここは釣れないねぇ。」

を何回か繰り返した後、

「いつも、吉尾港へ行っているのだけど、だいたいみんな20匹ぐらいは釣れるね。2,3人しか入れないけどね。」

と愚痴って帰っていきました。

 その後、ウキが消えていて、なにやら重いなぁと上げてみると25cmぐらいの丸々としたアイゴ。割と美味しいらしいですが、毒針を除去できる自信がなかったので、リリース。

 足元に1回投げたら雑魚が群がっているではないですか。トリックに仕掛けを替えてアタック。しかし、釣れども釣れども掛かるのはアイゴのみ(T_T)。5匹ぐらい釣れて手の平以下のカゴカキダイが上がったところで打ち止め。

 帰り際の満潮状態の写真ですが、低くなっている堤防の先っちょで投げていました。満潮時は低い部分(港の内側)は凪でも堤防が洗われます。

 堤防の南側。夜中の干潮時には南房特有の平らな磯場が沖の方まで露出していました。

 そろそろメバルが出始めるているようなので、アジが不調の時はメバリングを始めたいです。でも、海水で手を洗うとまだぜんぜん暖かく、気温より暖かい感じでメバルはまだまだな気がしました。

 その後、東興津港へ移動して、団子釣りの真似事を始めようと準備が終わった頃に駐車場管理のおじいさんが小遣い稼ぎにやってきたのですが、

「あいにくお金を車に置いてあるんだけど、戻るもめんどくさいし、さっき始めたところだけどもう止めますわ。」

と言ったら、

「あぁ、止めんのね。そんならいいよ。」

とあっさり認めてくれて、折角準備完了して練り餌も作ったのですが、9時を回っていたので、これも何かのおぼし召しと納竿となりました。

 新しく作った安い仕掛けは、どうも6号ウキでは軽くて沈んでしまうようです。辺りが暗いうちはケミが水面下で見えていたようですが、太陽が上がり始めて海面がキラキラし始めたら、まったく判らなくなったのでどうやら海面下に沈んでいたようです。浮きが6号では軽すぎるようなので、8-10号ぐらいのウキが良さそうでした。仕掛け絡みもなく、なかなか良好でした。

 次回は朝まづめよりも昼に入って夕まづめを狙いたいところです。

(今回は息子のサッカーの送迎の関係で断念。)¥500床屋と引き換えに釣り行き権を獲得済みなので、寒くならないうちにチャレンジしたいです。