下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

風越プールキャンプ場

 息子の憧憬である川遊びが出来る所へ行こうと、大平村跡大平県民の森キャンプ場をめざしたのですが、いかんせん時間が押してしまってキャンプの食事を買って出た頃には日も山影に隠れてしまい、暗くなり始めてしまいました。まだこの先15kmもあると言うのに道は1台分ぐらいしかない細い山道になり、息子も女房殿も不安げに。

 大平に向かう途中にあった滝。

     

 仕方がないので、山道の入り口で偶然見つけた風越プールの近くにあるキャンプ場に戻りました。無料だったのですが、トイレも水洗で炊事場もあって、松林を整備した幕場としてはまぁ良さそうなキャンプ場だったのですが、大問題が発生しました。

 蚊とアブが大量に寄っていたのに肝心の蚊取り線香が見当たりません。設営方法を思い出せなくてアタフタしながら設営していたら、女房どのがなにやら騒いでいるではないですか!よりによって虫嫌いの女房殿の足に山ヒルが3匹出現して噛まれたのを必死で取り払ったそうです。しかも、まわりにいた人に聞いても、誰も山ヒルなんぞに出会っていないとか。今時山ヒルなんぞいるんですね。(その時女房殿が偶然キャンプ道具箱から引っ張り出せたハッカ油を塗るとアブは全く寄らなくなりました。結局、蚊取り線香は蒔きの中に多治見でBBQをやった時に放り込んでしまったようで、帰ってきてから発見。)

 もうその後はご想像にお任せしますが、テンション下がりまくりで夕食もそこそこにすぐに寝ました。

 夜寝静まった後に、車中泊していた若者がエアコンを掛けるためにエンジンを掛けっぱなししていて、静かな車ならまだしもマフラーを改造した軽で、この音がうるさくて眼が覚めてしまい、熟睡できませんでした。迷惑な話です。

 キャンプ場としては最悪な一日になってしまいました。