下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

岩手旅行・中尊寺編

 今日は岩手観光へ出掛けてきました。まずは前編の中尊寺です。例によって金色堂へ行った訳ですが、金色堂自体は別の全く新しい建物の中に飾られていて驚きました。

 昭和の大改修ですっかり金箔が復元してややケバケバしかったのですが、宝物殿の装飾品の数々は見ごたえがありました。特に多重塔を梵字で書き上げた作品や、藤原氏の刀の鞘のシンプルながら素晴らしい彫り物、金色堂を飾る金具等は見事でした。特に金具の類はあの時代にどのような鍛造技術や切削技術であそこまで細かく作れたのが不思議でした。ただ、内部は撮影禁止だったので写真はありません。

 金色堂の中にあった、お釈迦様もそうでしたが、何故か獅子に乗っています。

     

 杉並を1kmほど登るのですが、日光東照宮にも負けないぐらい立派な杉並でした。4連で生えた杉。

 立派な苔。

 本堂にあった、御香台。良い香りでした。

 紅葉はすっかり終わっていました。

 そもそも8時半起床で当然のように出遅れたので、昼食を取ったのは1時過ぎ。疲れていて、店を開拓する元気も無く、呼び込みのおばちゃんがいるような駐車場近くのお土産屋さんの2階。息子は昨日の回転寿司に引き続いて、17杯が既に盛られている擬似わんこそばを体験。

 本人は沢山食られてご満悦だったようですが、給仕のおばちゃんと格闘する本物の「盛岡わんこそば」を体験させてやりたいです。