下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

北東北の人達

 昔「日本人はるかな旅」と言うタイトルのNHK特集で日本人のDNAを調べると、ポリネシアから舟で渡来した系と、朝鮮半島から渡って来た大陸系、マンモスを追っかけて中央アジアから渡ってきた系、昔からいた系の4種類のDNAに大別されると言っていました。

 しかし、今回岩手のSA辺りから女性が色白で鼻筋が通っていて、息子が言うところの「とがっている」人が多い気がしました。特に青森はスーパーに買い物で長くいた時それを強く感じました。スーパーのような地元の人達が集まる場所なので、地元の人であることは間違い無いと思いました。同じ東北でも仙台とは明らかにDNAが違う気がしました。

 また、青森の女性の多くが棟方志功の絵そのものような目をしていたのに驚きました。版画だからああ言う目になるのか、と思っていましたが、若い人から年を取った人まで実物がそのまま絵になっていたようです。

 秋田の女性はすらりとスタイルの良い人が多かったのも印象的でした。

 いずれにしても、秋田・青森は色白なのが際立っていて、きっとロシア系が混じっているのではないか、と言うのが当家の仮説です。なまはげはまさにロシア人そのものだし、昔はロシア系の人がいたのではないかと想像が膨らむ旅でした。

 要は色白で鼻の高い美人が多かったと言うことです。

 ちなみに、同性である男性には興味が無いので観察の対象から漏れていたのは、言うまでもありません。息子は自分の鼻のことは「にんにくのような鼻」と表現して、青森の人の鼻は自分のとは違うと言っています。