下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

21世紀の経済

 ダイヤモンドは立ち読みして、気になったので買って読んでみました。

 

が、経済誌はセンセイショナルでなければ売れないことはわかりますが、40年で何故逆転したかはやっぱり書かれていませんし、じゃ今後どうしたら良いかも書かれていませんでした。

 右の本を読んだら、開国以来日本経済はアメリカに利用されてきたにすぎないことが分かりました。ww2以降、世界経済を握るために日本の工業力を利用して来たが、それが過去40年を掛けて中国に乗り換えてえて、その結果中国が言うこと聞かないぐらい経済力をつけてしまって、高関税で対抗しようと言うこでしょうか?

 40年はまさに自分史とも被る訳で、名古屋埠頭で開催された中国展で母が塩漬けのメンマを買ってきて、NIESの安物を笑いながら買ったのがきっかけかと思うと、40年は長いような短いような・・・

 これからはグローバル経済からマイクロ経済圏で生きてく道を探るのが良いのかもしれません。

 加藤陽子の本と言い、最近は講演会から起こしたこの手の歴史書がたまたま昭和史なのは偶然か、それともどちらかがまねっこ?