下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

ハル回顧録

 残念ながらハルノートに関しては殆ど触れられていませんでした。

 リベラルな民主党の議員でスターリンを絶賛しているのは意外でした。当時のアメリカの典型的な白人至上な考え方が見え隠れしていることが、文脈に読み取れます。

 日本が一方的に開戦するシナリオをアメリカが既に書いていたことは事実だろうし、ドイツからイギリスを守るためにロシアと手を組みつつも、したたかなロシアに出し抜かれている当時のイギリスとアメリカとを強く感じました。

 お金と資源とがあれば世界史は作れると言うことでしょうか・・・