下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

G15皮ケース製作

 ジャンルの迷うところですが、初の本格的な皮作品作成。

 初めてにしては、まぁ上々といったところでしょうか? いつでも取り出せるようにフタは何も留め物を付けていません。普段は反対側へ折ってかばんに仕舞っておいて、カメラをいつでも抜き出せる体勢にしておく予定なので、あくまでも仮のフタです。

 縫い目はあえてお見せしませんが、目打ちがまっすぐに打てず、ジグザグしています。自分のかばんに入れておく分には見えないので問題ありません。裏側の皮をずらさないようにきちんと位置を合わせたまま、ポンチするのが難しかったです。

 この暑い中、エアコンも入れず、一番涼しい北側の部屋で汗をかきながら午前中に縫い仕事をしました。

 今回、皮を縫うために準備した物。

 左は菱目打ち3mm4本。右は皮専用の縫い針と麻ひも。皮はJOYFULL本田のコードバーンの切れ端を¥200で購入。本当は縫い糸に塗る専用のロウがあるのですが、今回は皮製品用天然蜜蝋OILのRED WINGで代用。今回追加した物は全部で¥1,500ぐらいでしょうか。これで色々な皮細工ができるので、お安くできました。

 今回は皮を切るに当たって、型紙を作成。右は切り取った皮。ちょっと今回は縫う手間を省こうと、構造的にやや無理な部分がありました。しかも、切り取りでミスも発覚。そこはサイズを小さくして善処。

 結局、構想から2ヶ月ぐらい掛かったでしょうか?