下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

内覧会 建築工房邑

 運動会は最後のリレーを見終わってから、とっとと退散して、成田の新築内覧会に向かいました。板倉工法と言われる独特の立て方をする筑波の工房。

 10年に1回ぐらいは外壁の塗装が必要だそうです。

 板倉工法は柱と柱との間に30mm厚の板を横に順番に落として入れて、その裏に20mmの板を縦に打ち付けて躯体としての強度を確保する工法です。

 使っている木はオール国産材で、床が長野の赤松、壁は群馬の杉だそうです。最近は国策で国産材の使用を奨励しているので、値段もかなりお手頃になるようです。一応木組みですが、天然乾燥木をプレカットで組んでいるそうです。狂いが出ないかなぁ。

 階段の踊り場に格子を設けて、階段の明かりを誘導してありました。

 最近は水周りのタイルが復活しているようです。

 タイルはレトロ感が素敵です。目地汚れを体験したことない世代には新鮮なようです。お勝手のタイルはお手入れが大変そうです。外の流しには良いかもしれません。