下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

いい家を建てたい

 外断熱工法を世間に広めるきっかけになった「いい家が欲しい」の著者の跡継ぎの息子さんが書いた本を読みました。

 右の本は「いい家が欲しい」を読んで、その家を建てた読者の本。だいぶ前に呼んだ記憶があります。どちらの本も図書館で借りて読みました。

 外断熱の家の見学会とかに行くと、外断熱の効果は凄いと実感できます。川崎に買った建売の家は夏暑く冬寒いの典型的な内断熱ガラスウール工法なので、その違いがはっきり判ります。あの家も30年でダメになるんだろうな・・・

 ただ、今回読んだ本に出てくる、24時間稼動した換気システムの快適な家には、何か違和感を覚えました。春や秋の快適な季節には窓は開け放って、四季を感じた暮らしをしたいし、そんな無菌室みたいな生活は人間を弱くしてしまうのではないかとも思いました。しょっちゅう換気システムのフィルタを交換するのもなんかなぁ。

 第一種熱交換型換気方式と言う、熱損失を少なくしながら換気する方式は知りませんでした。川崎の家は会社から近いと言うだけで衝動買いしたので、全くの不勉強でししたが、家も当時よりはるかに進化している気がします。

 家は3軒建てないと満足できない、と言いますが、高い買い物なので次に建てる時までには、もう少し勉強しておきたいものです。