下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

テスターのプローブ代替わり

 秋葉原方面に用事があったので、久しぶりにラジオセンタをウロウロして、古いテスタのプローブの代替を探してきました。垂直挿しバナナクリップは仕舞った時に邪魔になるので、L時タイプのを(有)あぼ電機で買ってきました。(最初レシートのお店の名前の濁点がよく見えず、「このレシートはギャグか?」と思ってしまいました。)

 エボナイト棒のようなテスタ・プローブも味があって良かったのですが・・・鉄工所を経営していた伯父が小学生だった私に気前良くくれた日置のテスターです。当時はテスターなんぞ小学生に買える代物ではなかったので、唯一の自慢の工具でした。今考えると、こんな高額なものを良く小学生にくれたと思います。

 ラベルも何もない無名品¥320を買ってきました。これが、日置や三和の純正だと¥630もして、下手したらテスタが買えそうだったので、諦めました。これで、仕舞う時に収まりが良くなりました。

 最近仕様のバナナジャックにカバーが付いたタイプだったので、そのままでは使えず、カッターナイフで切断して、挿入できるようにしました。

 どうも抵抗測定のZeroΩ調整が安定せず、テスタ・プローブを疑っていたのですが、どうもZeroΩ調整用のボリュームが接触不良になっていることが判明しました。あまり活躍していなかったのが原因のようです。

 このボリュームは封止タイプではないと思うので、接点復活剤を試してみる必要がありそうです。

 あと、レンジダイヤルが微妙にずれると思っていたら、つまみを固定している六角ナットが緩んでいたので、締めて直しておきました。この六角ナットがまた小さくて、持っている六角レンチで最も細い1mmぐらいの物でした。緩んだらまた締めれば使えるのも良いですね。