下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

茨城県自然博物館

 サイクリングへ行く予定でしたが、あいにく雨が上がりきらなかったので、茨城県立自然博物館へ行ってきました。今日みどりの日は入館無料だったので、駐車場が満杯で渋滞にあいました。こんなの始めてです。

 行く時に利根川は水位がいつもの土手を越えて、川沿いのゴルフ場は完全に水没していましたが、利根川の支流に該当しているここの菅生沼もいつもは浅瀬が出ているのに、完全に水没しています。

 今日の特別展示は「レッドブックの生物」でしたが、川のこうした氾濫や野火による火災が実際には自然の貴重な営みを支えていることが判りました。山を手入れしていないと山が枯れてしまう現象も人と自然との調和で成り立ってきたことが理解できます。

 今日は、鉱石の展示を堪能することができました。C社得意の蛍石

 茨城県は日立のお膝元だけに、特殊鉱物資源には事欠かないことがよく分かります。今必要となっているLiを含有した石も良く出るようです。

 学生時代に良く登った猿投山の天然記念物・菊花石が思い出されて、懐かしいです。

     

 ツツジの季節ですね。入学してすぐの電気製図の教授が、最初の授業でなぜか鞍ヶ池まで徒歩で遠足したのですが、その時に見た赤紫のツツジが見事に咲いていたのを思い起こすと同時に、難しそうな授業についていけるのか不安だった何ともいえない気分が蘇ってきます。

     

 帰りには虹がでていました。なんか良いことあるといいな。