下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

宝剣岳登頂(後半)

 少し休んだ後、中岳まで行ってみることにしました。

 山頂にもお花がチシマギキョウ

 コマクサが咲いていました。

 ミヤマダイモンジソウ?

 中岳には20分ぐらいで到着。

     

     

 肝心の中岳から見た木曽駒ケ岳を何故か撮りそこなっていました。しかし、中岳からまた結構下ってから登るのを見て息子が無理を宣言。少し高山病になりかかって頭痛がしていたようで、心理的にも無理そうでした。でもガイドを後で見たら30分ぐらいで行けたのだが・・・仕方がないので、戻って下りの無く心理的にも一見登れそうな宝剣岳を目指す事にしました。(実は木曽駒と時間的には違いが無かったようです。)

 中岳から見た宝剣岳空木岳

 いやぁ〜、昔は岩場を登っていてもなんとも無かったんですけどね。今回は滅茶苦茶怖かったです。歳を取ったせいですかねぇ・・・

 木曽谷を臨む。

     

 カールと伊那谷を臨む。

     

 息子が間違って落ちたらと思うとけっこうハラハラしました。宝剣岳山頂到着。一番高い岩にザイルをつけて登るおじさん達も。

 山頂から空木岳・南駒ケ岳・越百山を臨む。同時に登っていたオジサンが幼稚園ぐらいの子を登らせていたので、息子も負けまいと頑張ったようです。

 宝剣から降りてきたら、頭が痛いと言い始めたので大きな岩で少し休みました。北アルプス方面は雲が掛かっていて全然見えなかったのは残念でした。

 私は下りが得意なのですが、ここはゆっくりと降りていきました。

     

 降りてから無事を感謝して。

     

 夏をいとおしむかのような花々。ミヤマキンバイ

 ワタスゲ

 下りは一時間待ち。仕方がないので、レストハウスでうどんを食べて遅い昼食としました。帰る頃にはだいぶ雲が出てきました。

 最後は「こまくさの湯」で体の疲れを落としました。

 登頂した宝剣岳を見ながら太田切のせせらぎを聞いて入った露天風呂は格別でした。夕食をこまくさの湯で食べて、8時まで仮眠してから出発。

 大した渋滞も無く12時前には我家へ到着できました。

 おまけ千畳敷カールパノラマ。

 おまけ伊那谷パノラマ。