下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

北茨城・大津港

 会社の釣り好き5人で、北茨城の大津港へ釣りに行ってきました。大潮だったのですが、干潮が9:40で満潮が15:00と時間が遅かったので、先発隊は10時着を目指して8時に出発しました。

 噂の「釣り侍」を横目に見ながら、10時頃大津港近くの上州屋へ到着。餌を購入。サビキ経験者がいなかったので、アミエビの冷凍ブロック100×100×200mm/¥200を4個購入。あとは、オキアミ¥380?と青イソメ¥500/80gを購入。

 さすが海辺の上州屋ですね。餌の自販機。

     

石巻のフィッシャーマンは土曜・日曜は24時間営業だったので、釣り人気の差を感じます。

 現地は港が広く、市場側から場所探しをして、結局西提まで2回場所変え。結構釣り人が多くて竿を出せる場所がなくて驚かされました。西提のほぼ先端近くに場所取り。(今回は何故か余裕がなく、港の風景を全然撮っていませんでした。)

 アミエビが解凍せず、バケツに入れて水に浸しても融ける気配がないので、仙台時代に買った「堤防君」を混ぜて放置。餌釣りとルアー釣りに分かれて釣り始めました。

 一投目いきなり最初の釣果がフグW掛り。フグにしては割と大きめ。

     

 釣り初参加のR君にもあたりが・・・やっぱりフグ。

     

 1時半までこの3尾のみ。さっぱり、釣れません。干潮だったので潮も悪かったです。後から常磐線で来たT師匠を大津駅へお迎えに行ったついでに、「市場食堂」で「ドブ汁定食(あんこう鍋)」¥1,500で遅い昼食。

 このあと、女房殿から息子と2人37℃ぐらいの熱が出たので帰って来いとのTEL。心理的にプレッシャーを受けながら申し訳ないと思いつつも「帰れるわけないでしょう。」でTELを切りました。このプレッシャーが色々とちぐはぐな行動となる元に。

 満潮に差し掛かった、2時半ぐらいから再開。早速、小物狙いのトリックサビキでT師匠にタナゴが。

 更に皆さんめいめいに、タナゴ・メジナイワシが連荘でヒット。皆さんすみません、余裕がなくて全然写真を撮れませんでした。

 と言うのも、私はてっきりサビキ仕掛けだと思い込んでいて、トリックサビキをサビキ竿4.5mにセットしたのが敗因。足場近くを小物狙いと言う仕掛けだったようで、これが元になってまず、靴ひもに針を引っ掛けて最初のトラブル。更に、3投目ぐらいでこのトリックサビキがお祭り。糸が細すぎて、結局切る羽目に。

 そうこうしていたら、夕日になっているではないですか。隣の夫婦がアジを浮きサビキで釣り始めていて、慌ててさっきまで餌釣りしていた1.8mの竿にサビキをセット。しかも、遠くへ投げれるように8号程度の錘をつけたのが裏目にでて、2投目で重さに耐えられなかった仕掛けが切れてそのままサヨオナラァ〜。orz

 しかし、ちょっと遠めに投げている隣の夫婦には立て続けにアジとサバとが来ています。慌てて、新兵器の投げ竿を出して、ウキサビキをセット。慌てるとガイドになかなかラインが通らなくて・・・ウキ止めが無かったので、ガン玉で代用。2投目でアジが来ました。

 しかし、辺りはもうすっかり日が暮れて、ストロボをたかないと撮影もままならない状態。3投目で更にもう一匹きたのものの、アジの尾びれにサビキが巻きついて完全に取れません。

 よく見ると、錘と仕掛けとが尾っぽに巻きついているのが判ります。仕方がなく、2針ほど切断。そのまま続けましたが、餌カゴだけロンリーで飛んで行ってしまって、万事休す。

 最後はR君にもアジが来て終了。

     

 R君はフグ・うみたなご・ハゼ・イワシ・アジを釣って五目釣り達成。しかも、イワシが7匹全部掛かったのもあって、数でも圧倒。初心者ラッキー状態でした。昼間は浮きサビキでボラが他の3人ぐらいの人に来ているのを見ました。みんな、リリースしていました。あるひとは足で蹴っ飛ばしていましたが、完全に外道扱いですね。

 最後の撤収はUさんのヘッドライトだけが頼りに。真っ暗だと何も判らないことがよく体験できました。夕暮れ狙いの場合はランタン&ヘッドライトは必須ですね。¥1000ロッドの穂先カバーと¥100のはさみ(針抜き兼用)を紛失していることを、帰ってから気付きました。反省。

 本来であれば、夕飯でも食べながら反省会でしょうけど、熱を出してる家族の事もあって皆さんを巻き込んで直帰。結局、家に帰還したのは8時を回ってました。

 いやぁ、釣りは楽しいです。マズメやジアイを読むのは重要なことが良く判りました。個人的には昼飯はコンビニメシでも良かったかなぁ。また、寒くならないうちにもう一度行きたいところです。