下総の細道(Life Is Like A Phantom)

百代の過客は月日にして行き来う年もまた旅人なり

計画停電は本当に必要だった?!

 週間ダイアモンドに記載されたこの筆者の記事を読んで、時節柄この本を読んでみました。(我孫子図書館で借りました。週間ダイアモンドは人を煽ったような記事が多く、日経とあわせて好感は持てませんが。)

 実施された計画停電も、電力が不足すると刷り込むために、実はわざと実施したのではないか、とさえ思えてきました。

 Amazonで中古本が何故か高値がついているので、政治家に不都合な内容が多いだけに絶版になるのかもしれませんが。

 著者の表現方法はともかくとして、某元副大統領の映画を見て温暖化に対して二酸化炭素温暖化説を直感的に私は鵜呑みにしてしまったのですが(疑問に思う点は色々とありましたが)、直感だけでは物の見方が誤っていたことをエンジニアとして反省しました。

 この本をきっかけに次世代エネルギーについて色々と調べ始めたのですが、エネファーム天然ガスメタンハイドレート)とが有効なエネルギーだと言うことも判ってきました。

 いずれにしても、火力発電が通常の状態に復旧して、企業が少しばかり節電すれば、おそらく計画停電は不要になると予測されます。しかし、供給可能な電力の実態が東電以外は判らないので、必要がなくてもこれから夏場に向けて計画停電を実施するとも思われますが。

 旧世代の石油利権や原子力利権にしがみついている利権集団に投票する気にはなれず、今日の地方選挙も投票に困りました・・・

 それにしても、団塊の世代にはこの手の表現をするエネルギッシュな人が多い気がしました。悪口雑言罵詈誹謗で決して万人受けする表現方法ではありませんが、全学連のアジテートの影響を受けていた世代だからかもしれません。